和光中学校の生徒さんたちと「核兵器廃絶が可能か」インタビューを受け、対話しました
- 高橋悠太

- 10月22日
- 読了時間: 2分
2025年10月、東京都町田市の和光中学校を訪問し、3年生の生徒3名から「核兵器廃絶が可能か」をテーマにしたインタビューを受けました。生徒の皆さんは、総合学習の授業で「平和」をメインテーマに探究を進めており、その一環として、核問題や平和活動に関わる人々への取材を重ねています。これまでに、平和教育活動家のダニー・ネフセタイさんや日本被団協の工藤雅子さんなどからもお話を伺ってきたとのことで、学びの姿勢はとても真剣でした。
今回の取材では、インターネットで「核廃絶に取り組む団体」を調べる中で、一般社団法人かたわらの活動を知り、「ぜひ直接お話を聞いてみたい」と連絡をくださったとのこと。対話のテーマは「核をなくすにはどうしたらよいか」。11月の文化祭で保護者や地域の方々に発表するための学びを深めようと、丁寧に準備された質問が並びました。
生徒の皆さんからは、
「核廃絶運動をしていて、世界が動いていると感じた瞬間はありますか?」
「近年、核兵器の削減が進まないのはなぜですか?」
「私たち中学生にできることはありますか?」
「核廃絶は本当に実現できると思いますか?」
など、ひとつひとつの言葉に真剣な思いがこもっていました。
高橋からは、核軍縮条約の仕組み、核保有国と非保有国の関係、そして市民社会の役割について説明しました。
生徒の皆さんからは、「世界の核廃絶に対する考え方や、核の『今』をたくさんお話してくださり、知らなかったことや驚いたことが数え切れないほどありました。核廃絶に対する視野を一気に広げ、私たちにとって欠かせない貴重な機会となりました」といった感想が寄せられました。短い時間でしたが、互いに問い、考え、学び合う濃密な対話の時間となりました。



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