みなさん、こんにちは。 一般社団法人かたわらの高橋悠太です。
9月26日、カクワカ広島(核政策を知りたい広島若者有権者の会)さんが主催して、イベント「核兵器廃絶国際デー 第3回締約国会議に向けて何する?」が開催されました。
弊法人からも、「未来サミット は 核兵器禁止条約 普遍化(広げる)につながるか」という観点で報告させていただきました。 カクワカ広島さん、GeNuineさん、核兵器をなくす日本キャンペーンさん、世界のヒバクシャと出会うユースセッションさん、Don't Bank on the Bombさんから報告と、「アクションしている人とアクションしていない人の間にあるものは何なんだろう?」などのテーマでグループに分かれてディスカッションしました。
出演させていただき、ありがとうございました。 ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
なお、イベントでは、「未来サミットで『未来のための協定』が採択された意義は?」というご質問があり、下記の3点をお返事しました。
1. これまで50年以上の積み上げがあるNPT(核不拡散条約)で、2010年以降、合意文書が生み出せていない。その中で「核兵器廃絶」への国連全体の合意の文書が生まれたことは評価できる。
2. ただ協定の内容には不十分な個所もあるので、それは指摘する必要がある。(核兵器禁止条約、軍縮教育への言及がないなど。)
3. 日本政府は未来サミットを推進し、重要課題の1つとして「核軍縮」を扱ってきた(意見交換会より)。つまり、市民社会と政府の共通価値が1つ生まれた。これから政府と対話するときには「未来サミットの合意を日本は推進していますね」と伝え、議論を進めることができうる。
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