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執筆者の写真高橋悠太

沖縄の親子フィールドワーク(広島にて)の事後学習を担当しました

みなさん、こんにちは。

一般社団法人かたわらの高橋悠太です。


8月7日、沖縄県高等学校障害児学校教職員組合の組合員さんとそのお子さん(小学生~中学生)15名の事後学習を担当しました。みなさんは、広島にフィールドワークに来られ、全行程の最後に振り返りと、広島の平和教育について知りたい、とのことで、2時間のワークショップを実施しました。


私、高橋が受けてきた広島での教育や被爆者との出会い、彼らが後世のために語る姿に「行動する勇気」をもらったことなどをお話しました。





写真は、世界にある約12,000発の核兵器の数をBB弾で体感するデモンストレーションの様子です。「目を閉じてください。まず、1945年8月6日、広島」と言って、1発のBB弾を金属製の缶にたたきつけます。バチンと大きな音が鳴ります。「続いて、1945年8月9日、長崎」と伝え、もう一発、缶に打ち付けます。そして「世界にある核兵器12,000発」と言って、一気にBB弾を流し込みます。「ザーザー!」という音が、1分ほど、部屋に響き渡ります。想像以上に長い時間です。音が途切れた時、「これが私たちの生きている社会です。何を感じましたか」と感想を聞くと、小学生の参加者が、「すごく怖かった」「ずっと終わらなくてびっくりした」「実感がわいた」と口々に感想を教えてくれました。



そして、教育がどういう役割を担えるのか?との質問がありました。私は、「戦争はだめ。核兵器のない世界を。子どもは、大人に求められる『答え』が分かってしまう。それらの『答え』を越えて、子どもたち自身の言葉で問題を語ってほしい」とお答えし、戦争の悲惨さを学んだその先に、子どもたち自らが考え、行動できる平和教育のあり方を探りたいと確認しました。


ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。


※こうした取り組みが、ウェブメディア「生活ニュースコモンズ」さんに「【Z世代の群像①】被爆体験の継承をゴールにしない 核廃絶ネゴシエーター 高橋悠太さん」として取り上げられました。

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