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事業の目的

2025年6月15日から17日まで、G7サミット首脳会合がカナダ・カナナスキスで開催されました。G7サミットで扱われる課題は、世界経済、地域情勢、人道支援、気候・エネルギー・環境、国際保健、ジェンダー平等など多岐に渡り、その決定は大きな影響力を持っています。

 

G7での議論に多様な視点を提供するために設置されている公式エンゲージメントグループ1のひとつである「Civil7(C7)2」は、毎年、議長国の市民社会が中心となって運営されています。2023年のG7広島サミットの際、日本の市民社会組織(CSO)は結束しました。弊法人は、以来、日本のNGOのネットワーク「サミット・ウォッチ・ジャパン」(旧G7市民社会コアリション2023)に運営メンバーとして、参画し、議長国の市民社会として政策提言や「C7サミット」の開催、他セクター連携などの活動を実施してきました。

 

2025年はカナダのネットワークNGOである「Cooperation Canada4」がC7の運営を担っています。C7全体の戦略立案や意思決定を担うC7運営委員は、G7各国の市民社会に加え、グローバル・サウス(南側諸国)の市民社会、カナダの先住民組織の代表によって構成されています。

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これまでの活動

気候・エネルギー・環境、経済正義、人道行動と平和、持続可能な開発の4つのワーキンググループによって作成された提言をまとめた「C7政策提言書」は、カナダのG7シェルパを務めるシンディ・テルモアシューゼン(Cindy Termorshuizen)外務次官補(Associate Deputy Minister of Foreign Affairs)に手渡されました。また、C7サミットに参加した在カナダ日本大使館次席を務める丸山浩平・特命全権公使にも手渡しました。弊法人・高橋悠太が、「人道行動と平和」作業部会に日本からの代表の1人として、参画し、軍縮と平和構築について、提言しました。

 

前年2024年、イタリアでのC7サミットに参画しました。渡航前には、広島の被爆者7団体と意見交換会を実施し、直接要望を聞き取り、現地に届けました。イタリア現地では、分科会「核兵器廃絶」に登壇しました。全体30名ほど参加の中、ほとんどが同年代の大学生でした。発言では昨年の広島サミットの課題や、被爆者7団体との意見交換の様子、地域で核問題を考える意義、ジェンダー平等や様々な正義の視点などについて言及しました。

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これまでの事業成果

「サミット・ウォッチ・ジャパン」は、核のない誰ひとり取り残さない持続可能な社会を実現するために、国内外での市民活動や地域の課題解決、SDGsの推進、多様なステークホルダーとの協働などに取り組むCSOが集まり、G7/G20サミットや国連サミットなど、開発・環境・経済および人権や各種社会課題を扱う国際会議に向けて、情報共有や政策提言を促進するプラットフォームです。

 

G7やG20については、日本政府が議長国を務める期間以外でも関連情報を共有する機会を提供しています(2025年4月、コアリションの後継枠組「サミット・ウォッチ・ジャパン」が、国際協力NGOセンター(JANIC)のワーキンググループとして設置された。)

 

「サミット・ウォッチ・ジャパン」の主な活動:

 • G7/G20、国連サミットなどに関する情報共有、ウェビナー、報告会などの開催

 • G7/G20、国連サミットなどに関する政府との対話や政策提言の実施

 • Civil7/Civil20会合、国連サミットなどに付随するCSO会合への参加

 • 他のエンゲージメントグループとの連携

 • その他関連する活動
 

 

●「サミット・ウォッチ・ジャパン」運営メンバー(*調整中含む)

1. 足立治郎(「環境・持続社会」研究センター)

2. 有坂美紀(RCE北海道道央圏協議会/北海道NGOネットワーク協議会)

3. 稲場雅紀(アフリカ日本協議会)

4. 木下聡(ふじのくに未来財団)

5. 高橋悠太(かたわら/核政策を知りたい広島若者有権者の会)

6. 新田英理子(SDGs市民社会ネットワーク)

7. 堀内葵(国際協力NGOセンター)

8.松原裕樹(ひろしまNPOセンター)

9.南優菜(アクセプト・インターナショナル)

10.宮本育昌(コーラル・ネットワーク)

11.若林秀樹(国際協力NGOセンター)

12.渡部朋子(ANT-Hiroshima)

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核兵器のない世界を私の街から

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