みなさん、こんにちは。 一般社団法人かたわらの高橋悠太です。 10月18日、京都の立命館大学国際平和ミュージアムで、高校生・大学生(立命館学生限定)向けに、「Z世代は国連をどのように生かすのか」というテーマで、講演しました。
9月に開催された国連未来サミットの1つは国連の活動に若い世代の参加を促すことでした。(未来サミット渡航報告はこちらから。)
高橋から、日本の若い世代として国連未来サミットに参加して核兵器廃絶等を訴えて、市民社会とのネットワークを作ってきた経験を共有し、「Z世代はこれから国連にどのようにかかわって、どのように平和で公正な未来をめざすのか」を一緒に考えました。
参加した生徒・学生の感想をご紹介いたします。
本日は、大変貴重な機会をありがとうございました。核兵器がいまだに1万以上も現存しているという事実を改めて受け止めると、本当に危険で大変な事態であることを痛感させられました。また、語り部の方の実体験を聞くことで核兵器に対する見方が変わったという事例があることを知り、戦争の記憶を継承することの重要性に気付かされました。後半での話し合いを通じて、我々や次の世代も、平和の実現、持続が大切であるという意識を持ち続けるべきだと感じました。
世界には私たちが知らない問題が沢山あり、私たちの生活にも関わってくるものがあるのだと感じることが出来ました。私たちのような若い世代は社会に貢献出来ることが少ないと思われがちですが、社会貢献に年齢は関係なく、想いが伝われば世界を動かすことが出来るということが知れて、今後私達も含め若い人たちの活躍が注目されるような世界になれば良いなと思いました。私も何か社会問題に貢献できるような人になりたいと思いました。
対面で参加したが、被爆者の方の貴重なお話を直接聞くことができ、非常に有意義な時間を過ごすことができた。これまでは、広島、長崎への原爆投下を歴史の一部として、過去のこととして捉えていた。確かに原爆投下は過去のことであり、我々の世代が今後も語り継いでいかなければならないことであると思う。それに加えて、我々世代は核兵器に関わる現在の問題、そして我々の未来の核のあり方について深く考えていかなければならないと感じた。私は正直、現在の核兵器禁止条約の批准状況や、国際社会での核兵器への考え方についてほとんど知らなかった。今日のお話しを聞いて、これからの世界を担う我々世代が中心となって、将来の世界について考えていかなければならないという思いを強くした。
次は悠太さんと直接ディベートできるイベントを開催して欲しいです。
高橋さんのお話で、国家間で政策を作るときなど、国家間に共通の価値が必要だとのお話がありました。私は、国家間の対立をなくし、相互理解を深めていくためには、相手の立場を知ろうとする姿勢が重要になるのではないか、とお話を聞いて感じました。また、市民社会が国際社会に対して、どんなことができるのか、またどのような効果が得られるのかということを、高橋さんの実体験から学ぶことができ、市民社会の役割の重要性について改めて理解することができました。
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