先日、ご報告した外務省「ユース非核特使」委嘱の件。 その後、いろいろ考えて、「委嘱した学生は会議にいるのに、委嘱元の政府はいない」というのは、政府として無責任だな、と感じていています!! このユース非核特使は、「核兵器の惨禍の実相を世界に伝える」ことが公式ミッションですが、本来は、それはユースではなく、政府が率先してすべきことです。 松野官房長官は3日の記者会見で「核兵器国は一国も参加をしていない」とし、参加には否定的な考えを示しています。(6月3日朝日新聞) とすると、「委嘱した学生だけ会議にいるのに肝心の委嘱元の政府はいない」といういびつな状況が生まれます。 果たしてこれが、被爆国の姿勢として正しいのか。許容していいことなのか。それを問題提起したく、ほんとに急遽で申し訳ないんですが、明日、この委嘱の経緯と受け止めと、政府に対しての考えを会見します。
「ユース非核特使 委嘱」についての緊急会見
6月6日(月)19:00~19:30(既に終了しています。)
zoom(申し込み後にお送りします) / どなたでも参加可能
現状
今回のユース非核特使も、将来の署名批准に向けた、外務省の意思表示かもしれません。だとすると、私たちはこれを持って、残り2週間でできるだけ、岸田首相に、オブザーバー参加を迫るべきだと思っています。 5日(日)正午に、外務省の担当者に「委嘱した意図」を尋ねています。その返答があれば、それも踏まえてお話します。様々な関係者と意見交換を進めているとことです。 いくつかのメディアやFaceBookなどでも、様々な問い合わせ・意見が来ましたが、それにもお応えさせてください。
Comments